SWテスト(Semmes-Weinstein テスト)
- 【読み】
- えすだぶるてすと
- 【英語】
- Semmes-Weinstein test
- 【書籍】
- 歯科におけるしびれと痛みの臨床
- 【ページ】
- 103、217、218
キーワード解説
von Frey filamentというナイロン製の1本の線維がついたプローブで、皮膚にさまざまな触刺激を加えて定量的に認識閾値を測定するテスト。線維はもっとも細いものからもっとも太いものまで20段階に分かれている。線維が軽く曲がる、皮膚表面に軽く凹み(ディンプル)ができる程度に1~1.5秒間押し当て、1~1.5秒かけて離す。被検者が触刺激を認識できるまで線維のランクを上げていき(Up)、刺激を認識できたら再度、1ランク前に戻って刺激する(Down)。Up Downを2、3回繰り返して確認する。正常範囲で最大のvon Frey filamentの反応の有無で感覚低下の範囲を診査する。