タッチプローブ式スキャナー
- 【読み】
- たっちぷろーぶしきすきゃなー
- 【英語】
- touch probe scanner
- 【書籍】
- QDT Art & Practice 2012年2月号
- 【ページ】
- 23
キーワード解説
タッチプローブ式スキャナーとは、模型の形態を探針(プローブ)によって走査し、データ化するスキャナーのこと。本方式の歯科用スキャナーとしては、とくにノーベルバイオケア社の「プロセラピッコロ」「同、フォルテ」が著名であり、歯科用CAD/CAMの普及に大きく貢献した。しかしながら、本方式のスキャナーには探針の先端に取り付けられた球の径以下の凹凸の情報が得られないことや、アンダーカット部のスキャンが困難といった弱点があり、現在では上述のノーベルバイオケア社の製品も含め、レーザー光や可視光を用いた光学式のスキャナーへの置き換えが進んでいる。