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唾液分泌量の検査法

【読み】
だえきぶんぴつりょうのけんさほう
【書籍】
歯科衛生士 2012年2月号
【ページ】
83

キーワード解説

唾液分泌量の検査法にはいろいろなものがあるが、主に咀嚼をしないで安静にした状態で自然に出てくる唾液をコップなどに吐きだしてその量を測定する「吐唾法」(0.1ml/分以下を唾液低下と判断)、ガムを10分間咀嚼して出てくる唾液の量を測定する「ガム法」(1ml/分以下を唾液低下と判断)、乾燥したガーゼを2分間咀嚼して、吸湿した唾液重量を測定する「サクソン法」(2g 以下を唾液低下と判断)などがある。これらの検査法はあくまでも「唾液分泌量の評価法」であり、「口腔乾燥の評価法」ではないことには留意する必要がある。