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Wolffの法則

【読み】
うるふのほうそく
【英語】
Wolff’s law
【書籍】
アストラテックインプラントのすべて
【ページ】
16

キーワード解説

骨組織は、刺激が乏しいなかでは萎縮を起こし、通常刺激では骨は維持される程度である。しかし、少し強い刺激を与えることにより、細胞は生理学的に活性化して増殖が行われる。また、さらに刺激が強すぎると細胞は破壊され、吸収を生じる。すなわち、生理学的限界以上の応力→骨吸収、生理学的範囲内で通常のより高いストレス→骨形成、通常の応力→骨量維持・無変化、応力が加わらない→骨吸収・廃用性萎縮の関係となる。これをWolffの法則と呼ぶ。