ダイナミックレンジ

【読み】

だいなみっくれんじ

【英語】

dynamic range

【書籍】

QDT Art & Practice 2012年６月号

【ページ】

44

キーワード解説

本項ではダイナミックレンジとよばれるもののうち、デジタル写真におけるものについて述べる。デジタル写真におけるダイナミックレンジとは、ひとつの画面の中に存在するさまざまな部分の明るさを、どの程度の許容量（幅）をもって記録できるかを示す語。ダイナミックレンジが広いカメラほど明暗差の大きな画像を白トビ・黒ツブレなく記録することができ、また多少の露出設定の差にも対応できるようになる。銀塩写真でいうところの「ラチチュード」（Latitude、露出寛容度）として考えると理解しやすい。