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骨膜縫合

【読み】
こつまくほうごう
【英語】
periosteal suture
【書籍】
術者と介補者のためのスーチャリングテクニック(DVDジャーナル)(歯周外科手術マスターシリーズVol.2)
【ページ】
20

キーワード解説

骨膜縫合は、部分層歯肉弁で骨面に骨膜を残し、その骨膜に縫合する方法で、おもに歯周形成手術で歯肉弁を根尖側に移動したり、移植歯肉片を固定する際に用いる。的確に骨膜をとらえていれば、縫合糸を引いても軟組織は伸展してこないため、アンカー効果を得ることができる。
 なお、逆角針のエッジで骨膜を損傷しないよう、縫合針の底面を骨側にするように挿入し、縫合針の湾曲に沿って運針することが必要である。