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タイプ4金合金

【読み】
たいぷふぉーきんごうきん
【英語】
type 4 gold alloy
【書籍】
QDT Art & Practice 2012年8月号
【ページ】
33

キーワード解説

ADA(American Dental Association,米国歯科医師会)による金合金の規格のうちのひとつ。タイプ1から4があり、数字が増えるにしたがって硬度は高くなる。中でもタイプ4は「Extra Hard」とよばれるタイプで、硬化熱処理が可能。歯科臨床ではブリッジやクラスプ、金属床などに用いられる。物性としては、金・白金の含有率は75%、ビッカース硬度は150~220VHN、融点は約930℃、密度は15.2gm/cc、降伏強度は275MPa、および延性は7%である。天然歯と類似した摩耗性を示すため、クラウン・ブリッジ領域での咬合面材料としても評価される。