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Shilla System

【読み】
しいらしすてむ
【英語】
Shilla System
【書籍】
QDT Art & Practice 2012年9月号
【ページ】
15,16,21

キーワード解説

shilla systemとは、阿部晴彦氏(宮城県開業)が提唱し、各種セミナーや執筆、および関連器材の開発・販売に携わっている、従来のフェイスボウ・トランスファーで生じてきた正中矢状面のズレを防ぎ、咬合器に確実にトランスファーすることを基本コンセプトとした咬合(咀嚼器官)回復のための一連のシステム。専用の「エイブ・エステティック・フェイスボウ」、正中矢状面分析器具「SHILLAI」、およびテンプレート状の咬合平面診断・設定器具「SHILLA II」、およびSHILLA IIに湾曲板を装着した咬合湾曲面診断・設定器具「SHILLA III」、そして咬合器「エイブ007」などによって構成される(発売はいずれもハーマンズ社)。本法によれば咬合器上に生体の正中・水平・矢状・側方、前後座標といった5座標が具現化され、前歯部の審美的歯軸・スマイルライン、左右同高な咬合平面、左右対称な歯列に対する診断・構築が可能となる。