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母子健康手帳

【読み】
ぼしけんこうてちょう
【英語】
maternal and child health handbook
【書籍】
歯科衛生士 2012年9月号
【ページ】
90

キーワード解説

母子健康手帳とは1965年に制定された母子健康法に基づき、妊娠した者が妊娠の届出をすることによって、市町村が交付する手帳のことである。様式の改訂は10年ごとに行われる。母子健康手帳のもっとも重要な意義は、妊娠期から乳幼児期までの健康に関する重要な情報が、1つの手帳で管理されるということである。この期間の一貫した健康の記録を医療関係者や保護者が必要に応じ記載・参照し、子どもの健康を管理できるようにつくられた、わが国の優れた母子保健のツールとなっており、諸外国にも広く紹介・活用されている。2012年4月の改訂により「歯周病が早産等の原因になりうることについての記載」「フッ化物応用記録欄の採用」「“お口と健康の情報”の充実」などといった歯科関連項目が大幅に増えたため、歯科関係者は妊産婦や母親の来院時には必ず母子健康手帳を持参してもらったうえで、口腔保健情報の提供や保健指導、育児支援などを実施することが期待される。