2級窩洞の充填
- 【読み】
- にきゅうかどうのじゅうてん
- 【英語】
- Class 2 Direct Restoration
- 【書籍】
- 1からわかるコンポジットレジン修復
- 【ページ】
- 108
キーワード解説
セクショナルマトリックスとバイタインリングを使用する。クサビを使用しない場合は、充填時にコンポジットレジンを隣接面窩洞に強く圧接すると、歯肉側マージンからレジンがはみだしてしまうので、あらかじめフロアブルコンポジットレジンで歯肉側マージンを封鎖する。クサビを使用していても、あらかじめフロアブルで窩洞深部をライニングすることで、隅角部への気泡の混入を防げる。そしてフロアブルを光硬化させる。金属マトリックスは光を通さないので、充填に際しては咬合面方向から20秒間しっかり光をあてる。その後、ペースト型のコンポジットレジンを充填し、光硬化させる。隣接面部の窩洞の深さが4mmを超える場合は、コンポジットレジンを積層するか、1層目(約2mmの厚さ)にフロアブルを使用する。