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レジンアップ

【読み】
れじんあっぷ
【英語】
resin-up
【書籍】
QDT Art & Practice 2012年10月号
【ページ】
42

キーワード解説

部分床義歯のレジン床によるリンガルプレートが支台歯の一部を被覆する設計。下顎大連結子の第一選択はリンガルバーであるが、本法は(1)口腔底の位置が高い、(2)前歯の著しい舌側傾斜、(3)外科的に切除不可能な下顎隆起、(4)舌小帯の位置が高い、(5)義歯装着後前歯が失われ、追加補綴が必要になる可能性がある、といった場合に用いられる。本法はリンガルバーにくらべて耐久性・強度・メインテナンス性に劣るため、上記の理由がなく、最終補綴として下顎部分床義歯を製作する場合にはリンガルバーが選択されるべきである。