インナーステイニングテクニック
- 【読み】
- いんなーすていにんぐてくにっく
- 【英語】
- inner-staining technique
- 【書籍】
- デンタルエステティック パートVII 審美歯科治療の長期的観点からの検証
- 【ページ】
- 34
キーワード解説
インナーステイニングテクニックとは、義歯床用レジンをフラスコに填入する前にカラーリング材を築盛して行うデンチャーステイニングの一方法である。本法は、解剖学的な形態を考慮した内側からの色調再現が可能であるために、研磨面の表面に対してのみ行われるステイニング技法(アウター〔エクスターナル〕ステイニングテクニック)よりも深みを与えることが可能となってくる。
一方で、術式が煩雑になること、および本法に用いられるカラーリング材料がアミン系材料である場合が多いために、時間の経過とともに黄変したり摩耗したりしてしまう傾向もある。