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術中蛍光診断

【読み】
じゅっちゅうけいこうしんだん
【英語】
intraoperative fluorescence diagnostics
【書籍】
マイクロデンティストリーYEAR BOOK 2012
【ページ】
28

キーワード解説

術中蛍光診断では、5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いることで腫瘍を特異的に蛍光標識することが可能である。手術用顕微鏡で観察された脳腫瘍(悪性神経膠腫など)は、従来の白色照明では正常組織と腫瘍周縁とを判別することは困難であった。手術前に患者に5-ALAを投与しておき、蛍光モードで色調を強調すれば、腫瘍部位が赤色に蛍光発光するため、腫瘍の取り残しを防ぎ、摘出率を向上させることができる。