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インプラント周囲炎の分類法

【読み】
いんぷらんとしゅういえんのぶんるいほう
【英語】
classification for peri-implantitis
【書籍】
PRD 2012年6号
【ページ】
38

キーワード解説

Froumら(2012)によって提唱されたインプラント周囲炎の重症度の分類法。炎症と骨吸収を分類に用いる。炎症は、プロービングデプス(以下PD)、ならびにインプラント周囲の2点以上においてプロービング時の出血と排膿の両方、またはいずれかが起きているかどうかで判断する。
重症度は、以下のように軽度・中等度・重度の3つに分類される。
軽度:PD≧4mm(プロービング時の出血and/or排膿)、骨吸収がインプラントの長さの25%未満
中等度:PD≧6mm(プロービング時の出血and/or排膿)、骨吸収がインプラントの長さの25%~50%
重度:PD≧8mm(プロービング時の出血and/or排膿)、骨吸収がインプラントの長さの50%超