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Millerの歯肉退縮の分類

【読み】
みらーのしにくたいしゅくのぶんるい
【書籍】
コンセプトをもった予知性の高い歯周外科処置 改訂第2版
【ページ】
257

キーワード解説

歯肉退縮によって露出した根面に対して根面被覆を考慮する場合、まず第1にその歯肉退縮がどのタイプに属し、予後はどうかを判定しなくてはならない。これらのタイプは歯間部の骨または軟組織とCEJとの位置関係と、退縮した歯肉辺縁とMGJとの位置関係とによって分類される。これらを表したのが「Millerの歯肉退縮の分類」である。根面被覆の予知性を高めるためには適応症を厳選しなくてはならないが、Millerの分類は適応症の選択に大変有益である。
 class1はもっとも成功率が高く、露出した根面を完全に被覆できる。class2は成功率は多少下がるかもしれないが、露出した根面を完全に被覆できる。class3は歯間部の骨または軟組織の位置がCFJより下がっているため、部分的にしか根面を被覆できない。class4は歯牙の全周の歯肉が退縮していたり、歯間部の支持組織の喪失がかなり根尖部まで及んでいる状態で、根面被覆はほとんど期待できない。