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DIAGNOdent

【読み】
だいあぐのでんと
【英語】
DIAGNOdent
【書籍】
削るう蝕 削らないう蝕
【ページ】
122

キーワード解説

DIAGNOdentとは、歯質にレーザー光を当てたときの反射光の蛍光強度を0~99の数値で表現することによって、う蝕病変の進行度を評価することを目的とした診査機器のこと。歯質への侵襲はまったくなく、数値で客観的に評価することから経過観察では使用しやすい。Baderらのシステマティックレビューによると、感度は80~90%、特異度は60~70%とされている。視診やエックス線写真よりも感度は高く、病変の検出能力は鋭敏であるが、特異度が低いことから、病変の存在しない部分を健全と判断する能力は視診やエックス線写真よりも劣る(これは偽陽性が増加することを意味している)。