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ビスフォスフォネート系薬剤関連顎骨壊死発生のリスクファクター

【読み】
びすふぉすふぉねーとけいやくざいかんれんがっこつえしはっしょうのりすくふぁくたー
【書籍】
歯科衛生士 2013年1月号
【ページ】
76

キーワード解説

ビスフォスフォネート系薬剤関連顎骨壊死発生のリスクファクターにおいては、ビスフォスフォネート関連顎骨壊死検討委員会によるポジションペーパーでまとめられ、5項目からなる。
1)ビスフォスフォネート系製剤によるファクター(経口製剤または注射用製剤かでリスクが異なる)、2)局所的ファクター(骨へ侵襲を与える歯科治療や口腔衛生状態の不良など)、3)全身的ファクター(各種臓器癌、腎透析など)、4)先天的ファクター、5)その他のファクター(喫煙、飲酒など)が挙げられている。特に局所的ファクターにある口腔衛生不良は、ビスフォスフォネート系薬剤関連顎骨壊死の予防が可能なことを示すものであり、歯科衛生士のかかわりが求められる。