自動体外式除細動器

【読み】

じどうたいがいしきじょさいどうき

【英語】

automated external defibrillator、AED

【書籍】

歯科衛生士 2013年２月号

【ページ】

97

キーワード解説

自動体外式除細動器とは、意識がなく、心停止の疑いのある患者に対して自動的に解析を行い、心臓が不整脈（心室細動）を起こしている場合には、電気ショック（除細動）を与えることで心臓の活動を正常な規則正しいリズム（波形）に戻す医療機器。略称はAED。日本国内では、2011年12月現在で38万3,247台設置されている。
　心室細動を起こすと、心臓がけいれんしたように細かく震えてしまい、身体に血液を送ることができない。そのまま血液が脳に届かなくなると、命にかかわる危険があるため、AEDを使った救命処置を迅速に行う必要がある。