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サイトカイン

【読み】
さいとかいん
【英語】
cytokine
【書籍】
PRD 2013年1号
【ページ】
3

キーワード解説

さまざまな細胞から産生され、成長や分化などに作用する低分子タンパク質の総称。サイトカインは造血系、神経系、免疫系などにおける細胞どうしの情報伝達をつかさどる。サイトカインは標的細胞の表面受容体に結合することでシグナル伝達系を活性化し、最終的に種々の作用がもたらされる。
 歯周病では、病原物質により炎症性サイトカイン(インターロイキン6、インターロイキン8や腫瘍壊死因子(TNF)‐α)の産生が促される。