専門情報検索 お試し版

インターネット依存症

【読み】
いんたーねっといぞんしょう
【英語】
internet addiction disorder、IAD
【書籍】
歯科衛生士 2013年4月号
【ページ】
36

キーワード解説

インターネット依存症とは、日常生活に支障をきたすほど、インターネットの利用に依存している状態である。これまでのインターネットの利用はパソコンによるものが多いとされていたが、最近では携帯電話、スマートフォン、iPad、携帯ゲーム機などのモバイル端末によるものへと移行している。中でも、オンラインゲームやSNS、LINEなどインターネットを介して他人とつながるアプリケーションに依存する人が急増している。
 インターネットに依存するようになると、インターネットの利用を優先するあまり周囲との関係が変化したり、インターネットを使ってはいけない状況でも使ってしまうなど、自分をコントロールすることができなくなる。さらに症状が悪化すると、自分や他人に暴力的になったり、インターネット以外のことにまったく関心がなくなってしまうため、育児放棄や離婚など深刻な問題に発展することもある。