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咬合印象法

【読み】
こうごういんしょうほう
【書籍】
「補綴力」を高める―今日から活かせるインテリジェンスとテクニック―
【ページ】
132

キーワード解説

咬合印象法とは、咬頭嵌合位で上下顎歯列の印象採得と咬合採得を同時に行う方法のこと。適応症は、単独クラウンや小さなユニットのブリッジなど、小範囲の補綴である。咬合した状態で印象採得を行うため、印象採得時の下顎の歪みによる歯列のカーブの違いや咬頭傾斜の影響を受けない。また、咬合採得した材料を歯型に戻す操作が必要なく、咬合器装着時のテクニカルエラーを抑えることができる。