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field of speech pathology

【読み】
ふぃーるどおぶすぴーちぱそろじー
【英語】
field of speech pathology
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2013年6月号
【ページ】
62

キーワード解説

VanRiperらが提唱した音声言語障害をすべて網羅した鳥瞰図(シェーマ)。山の大きさで重要度を示し、山の相互の位置関係で言語病理学的な相互関係を表したもの。このなかで、もっとも大きな山は構音(articulation)であり、ついで声(voice)の山がみえる。この2つの山の間に、cleft palatal speechとcerebral palsied speech、dysarthriaがみえる。これらの多くが、口蓋帆咽頭閉鎖機能の問題によって口腔内圧が高められずに構音動作ができなくなり、また声が鼻腔に共鳴することで開鼻声が生じる特徴をもっている。すなわち、これらの音声言語障害の改善のためには、口蓋帆咽頭閉鎖機能の補完が必要である。