隣接した前歯部複数歯欠損の補綴計画
- 【読み】
- りんせつしたぜんしぶふくすうしけっそんのほてつけいかく
- 【英語】
- prosthodontic planning considerations of multiple adjacent missing anterior teeth
- 【書籍】
- ITI Treatment Guide Volume 6 審美領域における複数歯欠損
- 【ページ】
- 34
キーワード解説
過度に近接してインプラントを埋入した場合、インプラント間の骨頂が喪失し、これに支持された上部の軟組織が低くなり審美性が損なわれる可能性がある。隣接する中切歯と側切歯、あるいは犬歯と側切歯にインプラント補綴を行う際、審美的に満足のいく軟組織のカントゥアを形成しながら理想的な位置に2本のインプラントを埋入するためのスペースが不足していることがある。そうした状況においては、ポンティックやカンチレバーを応用した補綴設計を検討する。