インプラント支持補綴物における咬合
- 【読み】
- いんぷらんとしじほてつぶつにおけるこうごう
- 【英語】
- occlusion of implant-supported restoration
- 【書籍】
- ITI Treatment Guide Volume 6 審美領域における複数歯欠損
- 【ページ】
- 90
キーワード解説
前歯部審美領域の複数歯欠損においては、インプラントに隣接する天然歯のほうが若干接触の強いミューチュアリープロテクティッドオクルージョンが推奨される。また、カンチレバーの付与されたインプラント支持補綴物では、咬合面よりも若干低く(0.1~0.2mm)し、側方・前方運動時に早期接触なく咬合が離開するようにする必要がある。リコール時に、定期的に咬合の再評価を行うようにする。
現時点で本項に関するエビデンスは十分といえず、RCTでの検証が求められる。