介護老人保健施設

【読み】

かいごろうじんほけんしせつ

【英語】

geriatric health services facilities

【書籍】

歯科衛生士 2013年８月号

【ページ】

34

キーワード解説

介護老人保健施設（略称：老健）とは、1986年の老人保健法の一部改正によって、障害のある高齢者の自立を支援し、その家庭に帰すこと（在宅復帰）を目的に創設された、病院と在宅をつなぐ中間施設である。看護や介護、リハビリテーションを中心としたケアと教養娯楽などの日常生活のサービスを提供する。入所対象者は、入院治療を必要としない、病状が安定している要介護１～５の認定者であるが、常時医師が勤務し、入所者を家に帰すことを目的にしているという点で特別養護老人ホーム（特養）と大きく異なる。開設者は「地方公共団体、医療法人、社会福祉法人、その他の厚生労働大臣が定める者」とされている。