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スプリットコントロール法

【読み】
すぷりっとこんとろーるほう
【英語】
split control technique
【書籍】
102症例で知るインプラント日常臨床
【ページ】
101

キーワード解説

骨が水平的に吸収した部位へのインプラント治療を計画する際に、インプラント埋入に先立って当該部位の骨幅を押し広げるために行われる外科処置の一つ。専用の器具を用いて骨に割れ目を入れ、少しずつ内側から圧力をかけて、骨を圧縮(コンデンス)しながらインプラントの埋入スペースを形成していく。スプリットクレストなど従来の方法に比べ骨に対するダメージが少ないことが利点とされる一方、骨質が硬すぎる場合には適応が難しいとされる。なお、専用器具としては、SPLIT-CONROL(MEISINGER社、取扱い先:株式会社白鵬)が市販されている。