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舌苔

【読み】
ぜったい
【英語】
furry tongue
【書籍】
歯科衛生士 2013年11月号
【ページ】
36

キーワード解説

舌苔とは、舌に付着する苔状のもので、その正体は糸状乳頭に付着した剥離細胞や食べかす、細菌などを指す。舌苔は白だけでなく、黄色、黒、灰白色などさまざまで、その色や量は全身状態に左右される。たとえば糸状乳頭には毛細血管があるが、血液中に糖分やタンパク質が多くなると、舌粘膜の上皮の角化が亢進して糸状乳頭が長くなり、これに剥離細胞などの老廃物が積み重なり舌苔の量が変化する。
 このように舌苔は全身状態と関連していることから、強い力で舌苔を除去しなくても、全身状態が改善されれば舌苔の付着は減少する。よって口腔ケアが必要な患者に、舌苔が生じた意味を考えずに除去してはならない。