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心血管疾患リスクスコア

【読み】
しんけっかんしっかんりすくすこあ
【英語】
cardiovascular disease risk score
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2014年2月号
【ページ】
209

キーワード解説

生活習慣病の背景には肥満、高血圧、糖代謝異常、脂質代謝異常といった因子が存在する。これらの因子が重積すれば心血管代謝疾患(心血管疾患および2型糖尿病)の発症リスクが増大し、コントロールできれば減少することが知られている。心血管疾患の発症リスクの評価のひとつに心血管疾患リスクスコアがあげられる。このスコアはFramingham Heart Studyに基づくものであり、年齢、性別、総コレステロール、HDLコレステロール、収縮期血圧、喫煙状況および降圧薬の使用という7つの因子から、10年間の心血管疾患発症リスク(0~100%)を予測している。