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閉塞型睡眠時無呼吸症候群の治療

【読み】
へいそくがたすいみんじむこきゅうしょうこうぐんのちりょう
【英語】
Treatment of obstructive sleep apnea syndrome
【書籍】
歯科衛生士2014年2月号
【ページ】
86

キーワード解説

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療には、主に原因疾患の治療(上気道の閉塞、狭窄をきたす原因となっている疾患の治療)、生活習慣の指導(食事療法、運動療法による減量)、内科的治療(持続陽圧呼吸療法(CPAP)による治療)、外科的治療(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術など)、口腔内装置による治療(口腔内装置(oral appliance:OA)による治療)などがある。歯科では、医科におけるOSASの確定診断後、口腔内装置を製作し、治療にあたることが一般的である。口腔内装置には、主に下顎を前方に牽引して上気道を確保するタイプと、舌を前方に保持して上気道を確保するタイプがあり、軽度から中度の患者が適応となる。