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インプラントのメインテナンス時の診査

【読み】
いんぷらんとのめいんてなんすじのしんさ
【英語】
exploration in maintenance of implant
【書籍】
歯科衛生士 2014年4月号
【ページ】
38

キーワード解説

インプラントのメインテナンス時の診査内容としては、視診、触診、プロービング、噛み癖の確認、付着物・沈着物の確認が挙げられる。視診では、発赤・腫脹などの炎症兆候や磨耗・損傷の有無を確認する。触診では、動揺や出血、排膿の有無を確認する。噛み癖の確認では、噛みやすい側・噛みにくい側の有無や、左右両側で均等に咀嚼されているかどうかを診る。プロービングや付着物・沈着物を染色して確認するなどの際は患者の口腔衛生状態がわかるため、患者教育や口腔衛生指導につなげるために写真で記録するとよい。
 これらの診査で何らかの異常が疑われる場合は、担当歯科医師にエックス線写真の撮影を依頼する。