筋弛緩法

【読み】

きんしかんほう

【英語】

muscle relaxation

【書籍】

歯科衛生士 2014年5月号

【ページ】

75

キーワード解説

筋弛緩法とは、ストレスの蓄積を解消するリラクゼーションの1つであり、緊張と弛緩を繰り返すリラックス法である。以下に簡単な手順を示す。
(1)身体の各部分（肩や両腕）の筋肉を5~6秒間、60~70%の力で緊張させる。このとき感じとれる緊張した身体感覚を味わう。
(2)一度に力を抜き、緊張を緩める。力を抜いたときに徐々に伝わってくる筋肉が緩んでいく感じを味わう（目を閉じると身体感覚がつかみやすくなる）。
(3)緊張を緩めた後は、ジーン・重たい・しびれた・膨らんだ・軽くなった、といったさまざまな感じが伝わってくるので、30秒ほどかけて十分に味わう。
(4)1~2分間もしくは3～4回、緊張と弛緩（1~3）を繰り返す。緩んだときに身体から伝わってくる感じを十分に味わう。