専門情報検索 お試し版

即時歯槽修復法

【読み】
そくじしそうしゅうふくほう
【英語】
immediate dentoalveolar restoration
【書籍】
PRD 2014年3号
【ページ】
88

キーワード解説

骨あるいは歯肉が不足している抜歯窩へのインプラント即時埋入・即時荷重を行う、審美領域の単独歯欠損修復法。治療期間と欠損部への増生術による患者負担を少なくする目的でda Rosaにより考案された。外傷、歯内療法の失敗、歯周疾患など、さまざまな事由により抜歯となったケースに適応できる。
本法は以下の手順をとる。
1. 低侵襲の抜歯
2. 抜歯部位の欠損のマッピング
3. インプラント埋入(口蓋骨壁で初期固定を得る)
4. 暫間クラウンの製作
5. 皮質海綿骨の採取(上顎結節が推奨される)・抜歯窩頬側の欠損部への移植
6. 暫間クラウン装着