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歯槽堤増生における供給部位

【読み】
しそうていぞうせいにおけるきょうきゅうぶい
【英語】
donor sites for ridge augmentation
【書籍】
PRD 2014年4号
【ページ】
132

キーワード解説

インプラント埋入の際に不足した骨を増生するため、骨誘導再生法やブロック骨移植に自家骨を使用することがある。供給部位は口腔内外に存在し、それぞれの構成成分や密度などの性質に特徴がある。
 口腔内の一般的な供給源には、下顎枝とオトガイ部位が挙げられる。口腔外よりも口腔内からの採取のほうが患者の不快症状を少なく抑えられる。必要な骨量が多い場合や、吸収に対して抵抗性を求める場合などには口腔外からの骨採取も行う。口腔外では、腸骨、頭蓋骨などが供給部位となる。