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免疫組織化学

【読み】
めんえきそしきかがく
【英語】
immunohistochemistry
【書籍】
PRD 2014年4号
【ページ】
141

キーワード解説

抗原抗体反応を利用して、組織内における目的のタンパク質の存在を特異的に検出する方法。酵素抗体法、蛍光抗体法などの手法がある。
 酵素抗体法は、前もって抗体(タンパク質)にペルオキシダーゼなどの酵素で標識し、組織内の抗原と反応させて抗原の位置を明らかにする。蛍光抗体法は抗体に蛍光色素で標識し、蛍光顕微鏡下で観察する。観察方法や標本の保存など、各手法の利点・欠点を把握したうえでの適切な使い分けが求められる。