連続抜去法
- 【読み】
- れんぞくばっきょほう
- 【英語】
- serial extraction
- 【書籍】
- GPのための咬合誘導
- 【ページ】
- 42
キーワード解説
連続抜去法を用いる場合、混合歯列期にマルチブラケット法による全顎的矯正の前段階的な手段として咬合を誘導し、前歯部の叢生を解消することにより、マルチブラケット法の動的期間を短縮、仕上げを容易にし、最終的に良好な永久歯列を完成させるための治療法であるという考え方が一般的である。「連続抜去法は一見簡単に行える方法」と思われがちであるが、その抜去の順序、時期などの判定には、咬合の発育とその変異、顎発育などに関するかなりの高度の知識と経験を必要する。