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セミラピッド拡大

【読み】
せみらぴっどかくだい
【英語】
semi-rapid maxillary expansion
【書籍】
GPのための咬合誘導
【ページ】
92

キーワード解説

セミラピッド拡大(semi-rapid maxillary expansion)とは、1977年にMew Jにより発表されたもので、1週間に1mmという拡大率の拡大を指す。Mewによると、「1週間に1mmという『セミラピッド』の拡大速度と歯を強力に固定するCrozat cribを備えた可撤式装置により、不快なく歯の動揺を引き起こさず、アクリル製のフレンジが軟組織に潰瘍をつくったりすることなしに、正中口蓋縫合をしっかり離開させ、何週間かで10~12mmもの拡大が可能」とされている。
 なお、拡大には急速上顎拡大、緩徐上顎拡大など、いくつかの区分がある。