合併症予防

【読み】

がっぺいしょうよぼう

【英語】

prevention of complication

【書籍】

ザ・クインテッセンス 2014年9月号

【ページ】

147

キーワード解説

歯科治療における合併症予防には、主に以下の５つが挙げられる。１．患者の全身状態、予備力の正確な把握、２．治療前のバイタルサインの測定・評価、３．精神的ストレスの軽減（緊張させない、怖がらせない、リラックスさせる）、４．身体的ストレスの軽減（痛がらせない＝痛くなくてよく効く局所麻酔）、５．治療中の注意深い観察（モニタリング）。全身的偶発症の原因の大部分が、「怖い」というストレスであり、ストレスを軽減する（怖がらせない、痛がらせない）ことがもっとも効果的な予防法である。