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セルフドリル法

【読み】
せるふどりるほう
【英語】
self drilling method
【書籍】
歯科矯正用アンカースクリューの基礎と実践
【ページ】
21

キーワード解説

上顎頬側歯槽部で行う歯科矯正用アンカースクリューの植立方法の1つで、誘導孔をあらかじめ形成することなく、スクリューを直接骨内に植立するものである。誘導孔を形成するセルフタッピング法とは異なり、生理的食塩水の注水は不要である。本法の利点としては、簡便であるために術者・患者ともに負担が少ない点が挙げられる。埋入時の破折を避けるために、骨面に対するスクリューの傾斜角を終始一定させて植立するべきである。