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口腔外からの自家骨採取

【読み】
こうくうがいからのじかこつさいしゅ
【英語】
harvesting of autologous bone from extraoral sites
【書籍】
ITI Treatment Guide Volume 7
【ページ】
46

キーワード解説

骨移植において、必要な骨量が多い場合などに口腔外からの自家骨採取が考えられる。供給源は、骨吸収の抵抗性を考慮してさまざまな部位から選択される。とりわけ多量の、あるいはサイズの大きい骨が必要な場合には、腸骨が通常使用される。皮質骨の密度が人体でもっとも高く、吸収への抵抗性が高いことから頭蓋骨も使用される。いずれも、起こりうる合併症に対応できる外科医のみが手術を行うべきである。
 上記の他に、頻度は少ないが脛骨などが使用されることがある。