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4Pと4C

【読み】
よんぴーとよんしー
【英語】
4 Ps and 4 Cs
【書籍】
歯科医院経営改善プログラム
【ページ】
192

キーワード解説

マーケティング戦略の中心的存在であった「4P」が、商品・サービスを提供する側の論理でできているという反省から、顧客の視点から「4P」を強化する目的で考案されたものが「4C」である。すなわち、4Pと4Cとは、以下のような関係となる。
(1) Product(商品・サービス)に対して Customer Value(顧客価値)
(2) Price(価格) に対してCustomer Cost(顧客の生涯コスト)
(3) Place(施設)に対してConvenience(利便性)
(4) Promotion(広告・宣伝)に対してCommunication(コミュニケーション)
「4P」と併用して「4C」を突きつめていくことこそ、患者志向の歯科医院経営に他ならない。自由診療を強化し、増患・増収を実現していくためには、実効性の高いフレームワークといえる。