メタ回帰分析
- 【読み】
- めたかいきぶんせき
- 【英語】
- meta-regression analysis
- 【書籍】
- QDI 2014年6号
- 【ページ】
- 68
キーワード解説
メタ回帰分析とは、従属変数(目的変数)と連続尺度の独立変数(説明変数)の間に式を当てはめ、従属変数が説明変数によってどれくらい説明できるのかを定量的に分析する回帰的な手法を用い、研究における調節変数のインパクトサイズを試験するメタ分析の1種である。この試験を行うにあたっては、通常のメタ分析的手法よりも、このメタ回帰分析のほうが効果的である。ちなみにメタ分析は、複数のランダム化比較試験の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析を指す。メタ分析は、根拠に基づいた医療において、もっとも質の高い根拠とされる。