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顎舌骨筋

【読み】
がくぜっこつきん
【英語】
mylohyoid muscle
【書籍】
GDS総義歯の真髄
【ページ】
23

キーワード解説

顎二腹筋の上層に位置し、口腔底を形成する筋肉。顎舌骨筋線より起こり下顎骨内側を前下方に走行し、前方の部分は正中にて左右の顎舌骨筋は合わさり顎舌骨筋縫線を形成する。また、後方部分は後下方に走行し、舌骨に付着する。嚥下時や舌運動により舌骨が挙上されると、その下層の顎二腹筋が挙上されると同時に顎舌骨筋も挙上され、口腔底も浅くなる。総義歯においては、この筋肉により直接的に臼歯部舌側床縁の位置が決定される。