- 【読み】
- きゃりぱす
- 【英語】
- calipers
- 【書籍】
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GDS総義歯の真髄
- 【ページ】
- 176
キーワード解説
顎顔面を直接計測して咬合器に装着することを可能にした顎顔面計測装置。歯科医師の松本勝利氏が考案した。旧来のアナトミカルフェイスボウにおいては、外耳道の穴の位置を後方基準点としているが、その位置は個体ごとに左右差があるため、フェイスボウを咬合器に付着する際にその前後的・上下的な誤差の影響が出てしまう。キャリパスにおいては、咬合器の基準平面に左右されることなく、簡便に機械的な作業で咬合器の臼歯部離開運動を生体に近づけることができる。