オートクレーブ
- 【読み】
- おーとくれーぶ
- 【英語】
- autoclave
- 【書籍】
- PRD 2014年6号
- 【ページ】
- 94
キーワード解説
高温・高圧下での水蒸気滅菌を行う装置(1879年にChamberlandが発明)、あるいはそれを用いた滅菌処理を指す。高温・高圧に耐えうる被滅菌物に対し一般には飽和蒸気圧が2気圧(約121℃)で15分〜20分の処理が行われ、芽胞の状態にある細菌までを殺滅する。処理は被滅菌物の形状や容積によって長時間になることがある。
オートクレーブでは乾熱滅菌よりも低温で効率的に滅菌を行うことができ、また被滅菌物の劣化が比較的少ない。