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ソーセージテクニック

【読み】
そーせーじてくにっく
【英語】
sausage technique
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2016年 No.6
【ページ】
15

キーワード解説

Istvan Urbanが開発した歯槽堤造成のテクニック。特に水平的骨造成に用いられる。単独歯から複数歯欠損、さらに無歯顎、骨吸収が進んだ上顎前歯部など、適応可能とされる範囲は幅広い。具体的な手法としては、欠損部にBio-Gideメンブレンを設置し、補填したBio-Ossと自家骨の混合材料(1:1の割合)が動かないようにメンブレンを引き伸ばしながら当該部位を覆い、保持させる。なお、メンブレン全体を血液で湿らせること、術式名の由来のとおりソーセージのようにメンブレンの内部に補填材料をパンパンに詰め込みチタンピンで留めることなどが、本術式を成功に導くポイントとされる。