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ARCUSdigmaII

【読み】
あーかすでぃぐまつー
【英語】
ARCUSdigmaII
【書籍】
QDT Art & Practice 2016年 12月号
【ページ】
58

キーワード解説

ARCUSdigmaIIは、下顎運動を解析することによる診断結果の向上のために、また咬合器を設定して機能的な補綴装置を製作するために必要な患者固有のデータを測定するKavo Dental Systems社(ドイツ)の機器である(日本国内ではカボデンタルシステムズ社)。装置は主に、ベーシックユニット本体と、フェイスボウ様の超音波測定ユニットの2パートで構成される。本装置の機能および特徴は以下のとおりである。(1)咬頭嵌合位の把握、(2)Adducion Field機能による、機能的な咬頭嵌合位の咬合器上への再現、(3)プロターevo7咬合器(Kavo Dental Systems社)との組み合わせによるプロビジョナルレストレーション咬合面のファイナルレストレーションへのトランスファー、(4)EPA(Elrctoronic Position Analysis)機能によるプロビジョナルレストレーションとファイナルレストレーションの咬頭嵌合位の再現性の評価、などである。