非歯原性歯痛
- 【読み】
- ひしげんせいしつう
- 【英語】
- nonodontogenic toothache
- 【書籍】
- ザ・クインテッセンス「YEARBOOK 2017 最新エンドのグローバルスタンダード」
- 【ページ】
- 118
キーワード解説
歯が原因ではないにもかかわらず、患者は「歯が痛い」と感じる場合のように、一般的な表現をすると痛みの感じられる部位(site of pain)が歯であるが、痛みの原因となる部位(source of pain)とは異なる場合をいう。いわゆる異所性疼痛(ヘテロトピックペイン)とも呼ばれる。いくつかの理由で発症するが、メカニズムとしては患者が中枢性の疼痛や投影痛、また関連痛として異所性疼痛を感じている場合に分けられる。