血管神経性浮腫(クインケ浮腫)
- 【読み】
- けっかんしんけいせいふしゅ(くいんけふしゅ)
- 【英語】
- angioneurotic edema
- 【書籍】
- 口の中がわかる ビジュアル 歯科口腔科学読本
- 【ページ】
- 179ページ
キーワード解説
口唇、口腔内粘膜、舌、眼瞼などに突然腫脹が生じる病態。上気道に腫脹が生じた場合、呼吸困難感をともない救急受診が必要となることもある。薬剤が発症原因となることもあり、関連が疑われる薬剤にはNSAIDs(ペニシリン、アスピリンなど)、抗生物質(セフェム系、セファロスポリン系)、降圧薬(ACE阻害薬、ARBなど)、線溶系酵素製剤(ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、プラスミンなど)、経口避妊薬(ピル、エストロゲン)などがある。