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PM2.5

【読み】
ぴーえむにーてんご
【英語】
PM2.5
【書籍】
知らなかった! からだに良いもの悪いものポイント20
【ページ】
6

キーワード解説

 大気中に漂う径2.5μm以下(2.5mmの1/1,000)の微小粒子状物質。粒径が小さく軽量のため長時間浮遊し、肺の奥深くまで吸引されやすくなる。粒子表面にはさまざまな有害物質が吸着されているため、呼吸器・心臓疾患の原因となることが指摘されている。
 環境省はPM2.5の許容濃度に関して1日平均値35μg/m3以下が適正であり、70μg /m3以上では健康被害が生じるため、外出制限をするように勧告している。現在の日本国内における屋外のPM2.5は安全な値(20~30μg / m3程度)であるが、喫煙可能な飲食店のPM2.5は、禁煙席でも300~400μg /m3、居酒屋700μg /m3、自動車内喫煙1,000~1,600μg /m3(窓を開けても1,000μg /m3)と非常に危険な値となっている。