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終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査

【読み】
しゅうやすいみんぽりそむのぐらふぃーけんさ
【英語】
polysomnography
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2017年 10月号
【ページ】
63

キーワード解説

 終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査は、睡眠時の状態(睡眠の質、睡眠時の呼吸状態等)を調べることをいう。この検査によって無呼吸低呼吸指数(Apner Hypopnea Index:以下AHI)を調べる。この数値が5~14の場合は軽度、15~29の場合は中等度、30以上は重度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Obstructive Sleep Apnea Symdrome)と判定される。日本において、OSASの治療器具である持続性陽圧呼吸器(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)は保険治療の適応範囲があり、病院に1泊入院し検査を行い、AHIが20以上、また、簡易検査を行ってAHIが40以上の場合、CPAPによる保険治療の適応範囲になる。これらは、保険算定条件により異なる。